タイトルとまったく関係ないんですけど、M3の参加が決まったのでまずはお知らせからー。
4/29のM3はP05aにて参加のようでございます。
おそらく新譜は無理と思いますが、人が来ないと暇なので皆さん遊びに来てくださいー。
超ボーマスも応募してるんですけどね、通るといいですね。
さて、前回は自主制作でのCD作りに関して熱い思いをぶちまけたしばいぬさんでしたが、今回は知的にクールにもう少し各項目について掘り下げたいと思います。
製作過程を
1.コンテンツ(中身)を用意します
2.パッケージ(外見)を用意します
3.これらを合わせて、実際にCDを量産します
と紹介しましたが、これの1についてです。
CDのコンテンツにあたるものは色々です。
音楽だったりイラストだったりゲームだったりと様々な場合が考えられますが、プログラムの話なんか出来ないしばいぬさんは自分あわせで音楽を例にしたいと思います。
って言っても、作りかとか方法論はそれこそ人それぞれだしなー。
ここでそんな話してもあれだし。
ってことで、アルバム的なものを作りにあたり自分が意識してるようなことを書いてみます。
1.なんとなくコンセプト
2.明日からじゃなくて今本気出す
3.思いついたアイデアは次の作品で
1についてですが、この作品はどんな作品かなってことです。
アルバムを通して伝えたいこと、とか言うと大げさですが、まあ自分はこんな奴なんだよって程度には意識をして、恥ずかしくない程度には体裁を整えられるよう気をつけてます。
CD制作の動機は様々と思うのですが、曲を作り貯めてたら一定数溜まったのでっていうのがほとんどかなーとも思ってますが、そういう場合でもおのずと本人の個性は宿っていると思いますので、名刺代わりになると思っていたほうが良いですよー、くらいの話ですね。
この辺って考えてるときは結構楽しいですし、もちろん壮大なコンセプトを元に全曲書き下ろし、とか計画を立てるのは悪いことではないと思います。
でも、自分の手のひらで納まるように風呂敷をコントロールするのも大切な技術です。
最初の関門として、作品は完成しなければ誰にも聴いてもらえないのです。
2についてですが、
(目を合わせず)まあアレだ、ベストを尽くせってことだ。終了。
…まじめな話、ある程度活動を続けていると、自分の音楽を楽しみにしてくれている方が現れます。
事情は人それぞれとは思いますが、お金を取ってCDを売っている以上は半端なものは駄目だよ、っていう心意気を持とう、というお話です。
特に自分がやっている音楽はターゲット層の年齢が低めです。
小中学生が多くはないであろうお小遣いを使い、自分のCDを買ってくれている場合もあります。
最近の小学生はCDを買わない、なんて話がちょっと前に流行りましたが、自分が小学生の時だって音楽にそんなにお金使わなかったよ。むしろ自主的にイベントに来て好きな音楽を購入するっていうアクティブな小学生マジリスペクトって感じです。
深夜に泣きたくなるくらい行き詰ったら、大きく声に出そうぜ!
「なぜお前は、ベストを尽くさないのか!」
これで君もばっちり元気いっぱいだ!(震え声)
それでも駄目ならこれ聴いて寝てください。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm169574813についてですが、
なんですかね、1でも書いてますけどどこかで風呂敷を畳むことが重要って話です。
曲を作っていてノリノリだと、すばらしいアイデアが次から次へと降って沸いて来るような事があります。
自分を天才だと思ってしまう(勘違い)素敵タイムなわけですが、そんなアイデアを次から次へと曲に盛り込んでいくとどうなるか。
大抵の場合、曲は破綻してしまいます。(自分の場合)
これと同じで、CDを作るとなったときにあれもやりたい、これもやりたいって事になるのは、まあ人の気持ちとしては当然と思います。
が、それら全てを盛り盛りにした作品は、客観的にみて素晴らしいのでしょうか。
髪の毛にペガサスとか、ラーメンに常軌を逸したもやしとか、盛ればいいってもんじゃない場合もあるじゃないですか。
まあこの辺はまさに人の価値観の違いですので何とも言えませんが、かけるコストや時間に制限がある以上現実的な着地点を決めるのは重要なことです。
なんとなく2のベストをつくせって話と矛盾するじゃんって思う方もいるかもしれませんが、別にそんなこともなくー現時点でのベストをつくせ、でもちゃんと手に負える範囲でな、ってことは、この後者を守れない場合、作品が完成しなかったりするのですよ。
人生まだまだ続くし、また作品を作る機会もあるでしょう。
素敵なアイデアはどっかに書き留めておいて、その時に使うって決断も必要ですよ、というのは地味に重要な部分と思ってる次第です。
次は2のパッケージの話をしたいと思ってます。
自分は絵心もないし、デザインも出来ないのでここが大変。
以上、深夜はいつもしくしく泣いてるしばいぬでしたー。